中田翔がFAで争奪戦?果たしてそこまでの選手?日本の主砲にしては寂しい数字

北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)の主砲『中田翔』が、今シーズンが終わると、FA(フリーエージェント)権を獲得する。

その中田翔がFA権を行使した場合、争奪戦は必至だとも言われ、すでに水面下で獲得の動きを見せているとも・・・

日本の主砲?

高校時代(大阪桐蔭)には、当時の高校通算本塁打の新記録となる87本を記録し「平成の怪物」と呼ばれるほどの注目を集め、2007年のドラフト会議では4球団が1位指名、抽選で交渉権を獲得した日本ハムに鳴り物入りで入団した中田翔。

だが、入団当初の中田は、期待とは裏腹に「天狗、ビッグマウス」ぶりだけが注目されるばかりで、なかなか1軍に定着できず、3年目でようやくプロ入り初本塁打を記録した。

その後、4年目以降に1軍に定着し、今は日ハムの主軸を担い、WBCでも日本の主砲とされているのだが、冷静に彼の成績を見ると、怪物と呼ばれたわりには少々物足りない数字が並ぶ・・・

一流ではあるが超一流とまでは言えない

主砲と言われるような選手に求められるものは何だろうか。

それは間違いなく「本塁打(ホームラン)」だろう。

3割も打つ必要はなく、2割5分でも30本以上のホームランを期待されるのが、いわゆる4番としての役割。

中田翔が、プロ入り10年目で「現状その期待に応えられているのか」「日本の主砲と言われるほどの成績を残しているのか」を振り返るのに、FA権を取る今だからこそ、これまでの成績を評価する必要がある。

  • 30本以上のホームランを記録した年

「1回」(2015年30本)

  • 2割5分以上の打率を記録した年

「1回」(2015年.258)

  • 打点100以上を記録した年

「3回」(2014年,2015年,2016年)

こう見ると、選手として成熟し、割と成績が安定してきた、ここ3年でも30本が限界で、打率も2割5分をなかなかクリアできていない。

去年に至っては、二刀流で打席数の少ない大谷翔平と僅差(本塁打)だったことからも、主砲としては物足りなさを感じる。

唯一誇れるのは打点なのだが、打順やチームの成績によって訪れるチャンスが多い立場にあったので、当たり前とも言えるが、最低限の役割は果たしていると言えるだろう。

こういった数字を挙げれば、かつて怪物と呼ばれた清原や松井と比べると、今のところは「そこまでの選手ではない」ことは歴然としている。

Embed from Getty Images

雰囲気だけは清原のようだが・・・

大金を積んでまで欲しい選手なのか疑問の声も

今シーズンの中田翔は、開幕当初から不振にあえぎ、打率は散々、本塁打も20本を超えられるのか?といったところで推移している。

そんな状態で、今シーズン終了後にはFAを獲得するのだが、なにせ調子に波があり、本塁打30本打てる保証のない選手に、本当に何億もの大金を払ってでも欲しがる球団があるのだろうか・・・

それこそ、成績以上に華のあるがあり、お客をを呼べるようなスター性があるのなら話は別だが、中田に限っては好き嫌いの分かれる選手。

〖阪神がFA中田翔の争奪戦から撤退へ〗

阪神は今オフのFAの目玉である日ハムの中田翔(28)の獲得調査をスタートさせているが、球団内で撤退論が強く起きていることが明らかになった。一塁しか守れず、セ・リーグでは必然的に起用法が狭まってくる中田をFA補強するよりも、生え抜きの若手育成を優先させるべきという考え方

出典:THE PAGE

あまりプレッシャーに強いというイメージもない選手なので、もし阪神へのFAとなれば本人にとっても大変な決断、転機になることは確実だ。

一方でこんな見方も・・・

今季は、大不振の中田だが、昨季までは5年続けて20本塁打以上を記録、打点も3年続けて100打点をマークしてタイトルも獲得している。「セ・リーグの球場はパ・リーグに比べて狭いところが多い(神宮、東京ドーム、横浜スタジアム)ので本塁打は増える」は、元千葉ロッテの里崎智也氏の持論だが、レフトへの浜風が吹く甲子園も右打者が有利だ。

出典:THE PAGE

確かにセ・リーグの球団に行けば、ホームランは出やすい環境になるのかもしれないが、それ以前に打率の低い選手なので、慣れない投手に対応しなければならないというリスクもある。(時間が解決するのかもしれないが)

110打点でリーグ打点王に輝いた昨季だって、打率.250、得点圏打率.264。これでタイトルを獲得できたのは、3番に座っていた大谷をはじめ、上位打線がチャンスメークをしたおかげで、好機での打席数が多かったからにすぎない。

アクシデントで登録抹消などがなければ、中田は近日中にも国内FA権を取得する。この日はプロ野球史上486人目となる1000試合出場を達成。記念グッズも発売されるというが、いくら年齢が若いからといって、チャンスに弱い高給取りをFAで欲しがる球団などあるかどうか。

出典:日刊ゲンダイ

今シーズンの不調からか、FA権を獲得する中田への風当たりは徐々に強くなっている・・・

とにかく、年齢を考えると、ここから5年くらいが選手として一番いい時期にとなり、体力的にもピークを迎える時でもある。

これ以上の爆発があるのか・・・

オリンピックも控え、日本代表の主砲を張れるのか・・・プレッシャーに耐え、超一流になれるのか・・・

今シーズンのWBC後の絶不調を見るとあまり期待は出来ないが、FA権獲得後の中田翔に注目である。

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