手を触ったら痴漢?疑われた男性がビルから転落死の真相は?線路内逃走も続発!

最近、電車内での痴漢を疑われ、駅のホームから線路に侵入し逃走するという、類似の事例が相次いでいる。それによって、ダイヤは乱れ、多くの人に迷惑が掛かることにもなるが、何より痴漢以上に、線路内に侵入することは危険であり、犯罪行為となる。

疑われた人物が本当に痴漢常習者なら、もちろん重大な犯罪で見過ごすことは出来ないが、冤罪ではないとも言い切れない。

基本的に痴漢というのは、一方的な被害者側(女性)の言い分が通ってしまうため、容疑を掛けられた側(男性)が、否定すること(無実を証明すること)はほぼ不可能だと言われている。

そんな冤罪が発生しやすい状況には、かねてから問題提起されていたが、ついに死人まで出てしまった。

手を触られた!この人痴漢です!

今月の12日、午前0時30分頃、東京都台東区上野のJR上野駅で、京浜東北線の電車内で痴漢行為をしたとして女性に駅事務所に連れてこられた男性が改札を突破して逃走したという。

警視庁上野署幹部によると、女性は電車の座席で寝ていたところ、手を触られたと訴えている。

出典:読売新聞

深夜0時を回った電車で寝ていた女性。

おそらく、被害者とされるこの女性も「しらふ」ではなかったのだろう。疑われた男性も、混みあっていたとは思えない車内で、そういった女性の手に触れられる距離(密着した)に居たことも疑わしい。しかも、女性が逃げても付きまとったという話もある。

深夜とはいえ、京浜東北線の上野あたりなら、それなりに他の乗客(目撃者)も居たはずだとは思うが・・・

40代の男性が、見知らぬ女性の手を握る「痴漢行為をした」としてホームに降ろされました。その後、男性は、改札口まで連れられ駅員に引き渡されそうになったところで走って逃げたということです。

通報を受けた警察官が行方を探したところ、駅の近くのビルに入ったことがわかったため付近を調べたところビルとビルの間に転落して倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。

出典:NHK

先にも書いたように、たとえやっていなくても(身に覚えがない)「警察に話せば分かってもらえる」といったことが、現状ではまったく通用しないのが痴漢冤罪。

だが、今回の事例は「手を触られた」である。

勘違いや、偶然ならば、その場で「すいません」と誤れば済む話ではないのか?

有無を言わさず女性が激高し、駅員に突き出そうとしていたら・・・周りの人も女性が「痴漢!」と叫べば取り押さえるだろうし・・・逃げるしかないと考えても不思議ではない。

ただ、今回の事例だと、たとえ警察に突き出されたとしても、事情を説明すれば、さすがに穏便に済ますことも可能だったのかもしれない?

しかし突然、痴漢容疑を掛けられたら・・・誰だって冷静ではいられないだろう。

この逃げた男性も、酔っていた可能性があり、誰かと間違って触れてしまったという事も考えられる。明らかに下半身だったり、胸だったりを触ったのなら、たとえ酔っていたとしても許されることではないが「手を触る」という行為が、必ずしも「わいせつ行為」だと断定することが出来るのだろうか。

警視庁は都の迷惑防止条例違反の疑いで電車内での状況を調べるとともに、男性が誤って転落したか自殺を図った可能性があると見て詳しい状況を調べています。

出典:NHK

結局、女性側が、どこを触られたとしても、不快だと思ったら、痴漢にされてしまうということなのだろうか?

分かってもらえないなら、逃げる!

現状、冤罪ならば「その場を離れるしかない」という、弁護士の見解も存在することから、こういった逃走に拍車をかけている可能性もある。最近頻発している線路内逃走も、追い込まれた末に起こっていると言えるのかもしれない。

とにかくこの件では、被害を訴えた女性も、容疑を掛けられた男性の家族も、すべてに後味の悪い物を残してしまった。

被害を訴えた女性の証言も、本当に痴漢と断定出来るほどの行為があったのか。それをきっかけに相手側が亡くなったともなれば、自分を正当化しなければならないため、100%信用して良いものなのか・・・

証言が誇張されていなければ、報道を見るかぎり、悪質とも感じるが、真相はもはや知る由もない。

結果的には「手を触った」というだけで、1人の人間が死ぬところまで発展してしまった。逃走した末の事故なのか、自殺なのかは分からないが・・・(そもそも常習犯なら自殺はしないと思うのだが・・・)

悪質な痴漢被害に苦しんでいる女性がいることは、深刻に考えなければいけないが、その一方で、冤罪で人生を一瞬で狂わせてしまう人(その家族)がいることも見逃してはいけない。

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