【都議選】自民大敗は政策以上に国政での信頼低下「心」の問題、民進は論外!

小池都知事になって初めての都議会選挙が終わった。

ふたを開ければやはり、小池氏が率いる『都民ファースト』に風が吹き躍進!選挙期間中も閣僚の失言など、脇の甘さが目立った自民党が大敗するという結果となった。

自民の大敗はオウンゴール

国政と都議会は違うといっても、政権運営は国会、地方議会を問わず与党の評価、イメージに繋がるのは当然で、今回の都議選の結果は、政府、自民党への厳しい評価が下されたということだ。

先の国会では「森友に始まり、加計で終わる」というくらい、訳のわからない疑惑の「あり・なし」に終始していた印象しかないが、それも、明らかに安倍首相をはじめとする、政府の対応の誤りが大きい。

おそらく、大袈裟に騒ぐ野党やメディアに呆れて、軽くあしらおうとしたら、傷口が広がってしまったといった所だろう。

だが、どんな些細なこと、時にイチャモンのような腹立たしい追及もあるだろうが、それも政府、与党の宿命、そこは大きく構えるべきで、出すものは出して、間違っていないのなら、堂々と正論で対抗するしかないだろう。

強い政府にはメディアも基本は批判的な姿勢で望んでくる。

そんな状況で、自ら餌をまくような現状になっていることは、やはり、野党の弱体化による敵失からか、驕り(おごり)が生まれ、脇が甘くなっていたと言わざるを得ない。

目立った失政がなくても失った心

テロ等準備罪も、議論や採決の仕方には疑問の声も多いが、法案そのものに賛成という意見は半数を超えている。

経済にしても、なかなか良くなっている「実感は無い」という声はあっても、特別「悪くなっている」という声は少ない。

世界情勢が混沌とする中、安定した国内政治(政府)を望む声も大きい。

それなのに・・・

原因は政府の疑惑を解消しようとする姿勢に問題があり、国民に「不誠実」という印象を与えてしまったことがすべての現況、そこからジワジワと信頼の低下に繋がった。

そこへ、閣僚や所属議員の失言、行動が更なるネガティブなインパクトを与え自爆したようなものだ・・・

そもそも、能力に疑問符が付く閣僚がチラホラ散見された現内閣だが、留めておくというリスクも身に染みたことではないだろうか。

たとえ、政策的なミスがなくとも、有権者が政権を評価するにあたって大きな比重を占めるものが「信頼」であると言うことが良く分かるだろう。

国民の「心」が離れてしまえば、たとえ間違ったことをしていなくても、そっぽを向かれてしまう。そんな「人の心」を読めなかった、自民党は負けるべくして負けたということなのかも・・・

今回の選挙は、あくまでも東京都議会での勢力図の変化にすぎないが、日本の中心である首都で下された審判は、政権与党への評価も十分に考慮された結果と見るべきなのだ。

与野党ともに国政で失った信頼

「自民党の大敗」「既成野党の埋没」

これが、今回の都議選で「都民ファースト」が、すべてを「かっさらった」後に残った現実だ。

自民党も都議会、国政ともに批判にさらされているが、言ってみれば「しっかりしろ!」という声だったり「もどかしさ」などから来るものも大きい。

一方「国政で追求したのは我々なのに・・・」

と、嘆き節が聞こえてくる『民進党』は、評価されるどころか、批判の声さえも聞かれないほどで、もはや有権者の視界にも入っていないかのような有様。

都民ファーストへの票に関しては、いわゆる自民に「喝」が入ったものも多いと見られ、そういう意味では、自民党支持者でも違和感なく投票できたのが、民進党ではなく「都民ファースト」だったということだ。

民進党は、野党第一党として政府を追及するも、政策面では「革新、リベラル」どころか、ますます共産化が進み、実力者までもが離党するなど、統制が取れているのかさえ怪しい。

倒閣ばかりに執着し、元々無かった信頼を、さらに低下させてしまうという、底が抜けた状態になりつつあるのだ。

自民党も1強の状態の「おごり」から、問題の指摘に真摯に向き合わず「傲慢」さが(長期政権の負の部分)目立ってきたことで信頼を失った。

「都民ファースト」の躍進は、与野党問わず、そんな国政でのやり取り、姿勢に、国民がウンザリした結果でもあるのだ・・・

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