【加計学園】民進議員の関与、既得権益は無視?再び忖度を想像する無駄な時間

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部(岡山理科大獣医学部)新設をめぐり、森友学園の問題で散々取り上げられた「忖度」というワードが、再びマスコミ(ワイドショー)の不毛な想像力によって復活。

こうなると、今回の問題も結局「何が悪くて騒いでいるのか」と、焦点が曖昧になってしまい、本来の目的である「地域活性化のための学校誘致」ということさえ「悪」とされてしまうことが懸念されるため、ことを冷静に見なければならないだろう。

森友問題と一緒にするのは危険

森友学園の問題に関しては、国有地の払い下げの手続きや経緯に不透明な部分が見られ、そこに、名誉校長として関係のあった首相夫人の関与が疑われたことから始まった。

それから、森友学園の教育方針(実態)だったり、首相夫人からの寄付など、違法とは言えない部分にまで問題を広げ、ワイドショー(スキャンダル)的に扱われてしまったため、問題の本質がボヤけてしまった。

これが、素晴らしい進学校とか、評価の受ける学校だったら「地域の環境のためにも土地を格安で提供する」それ自体に、そこまで目くじらを立てる必要はなかったはず。

「昭恵夫人、又は安倍首相の存在がチラついている」という点では、今回の「加計学園」も同様だが、自らの不正や、偏った教育方針が発覚したことで、教育者として疑念が生まれた「森友学園」とは、根本的には違う問題だと見るべきだろう。

大学誘致を懇願していた今治市

「愛媛県今治市は数十年前から取り組んできた大学誘致」

歴代市長、もちろん地元議員も尽力していた。(民進党(旧民主)の議員も)

そこへ、2007年に「加計学園」側から、獣医学部新設の話が持ち上がる。当然、今治市としては「願っても無い」話であり、実現に向け共に協力することになる。

だが、そこに「獣医学部については獣医師の増えすぎを抑えるため、1966年以来、新設は認められていない」という事実が立ちはだかる。

この問題を打ち破るため、当時の「構造改革特区」を利用するのだが、計15回の申請をするも認められず・・・そして、第二次安倍政権で発足した「国家戦略特区」で、ようやく悲願の大学誘致が実現することになった。

「今まで15回もダメだったものが、安倍政権では1回で認められた」

これを、唐突、不自然と見る向きもあるが、それは少々うがった見方かもしれない。

そもそも、安倍政権の方針として「地方創生」があり、そのために「規制改革をスピーディにする」という意味でも「特区」という制度がある。いわゆる、今までガチガチの規制で全く動かなかったものを、トップダウンで動かすということだ。

小泉政権時に発足した、それまでの「特区」とは、基準が変わったのだから、そのタイミングで認定されても不思議ではない。

獣医師は飽和状態?言い張る獣医師会に疑問

「獣医師の数を抑えるため」との理由で、文科省も長らく獣医学部の新設を認めていなかった訳だが、その判断は現状に当てはまるのか。まず、ここにも不透明な部分がある。

ひとえに獣医師といっても色々あるからだ。

〇ペットを対象にした開業医など

〇牛・豚・鶏・馬などの産業動物を専門とする獣医師

〇家畜伝染病の防疫や動物検疫といった家畜衛生

〇大学や研究所などで獣医学に関する研究

〇野生動物を専門とする獣医師

〇実験動物を管理する等、人の医学の発展に貢献する獣医師

など、他にも幅広い分野で需要がある。

おそらく、一般的にはペットを扱うような動物病院に勤務している獣医師を想像するだろう。

確かに、そういった分野の需要で言えば、たとえ資格を取っても望んだ勤務地(主に都市部)で仕事を得ることは簡単ではないかもしれない。

だが、少子化が叫ばれる中、地方や畜産関係、または研究分野で、需要を満たしているのか、今後満たして行けるのか考えると、むしろ「50年以上も獣医学部が新設されなかった」ことの方が不自然な気がする。

まさに、これこそが「既得権益」ではないのかと・・・

そもそも、獣医師を目指す学生の数は限られるだろうから、既存の大学は学生を取られることを懸念する。

獣医師会の反発が強かったことも、既存の大学との関係が疑わしいし、そういった組織の支援を受けていたであろう国会議員も、反対派として存在していることから、文科省の対応も鈍かったのだろう。

まさに、通常の手続きでは打ち破れない、これこそ不透明な「岩盤」であった訳だ。

「獣医学部」空白地帯の四国へ

大学誘致を目指していた今治市。唯一、獣医学部のない四国。地方の人口減少、少子化、鳥インフルエンザなどの感染症に対する獣医師確保。

もし、安倍首相が、加計学園の理事長と親しい関係になければ、こういった経緯から見ても、今回の誘致、新設に文句をつけるところはないように感じる。

ちなみに、この誘致に関しては、加計学園のある岡山県が地元の「高井たかし(民進党衆議院議員)」、そして愛媛県が地元の「白石洋一(民主党所属元衆議院議員)」などが、尽力してきたことは明らか。

愛媛県今治市に50年ぶりの新設をめざす「獣医学部」について。 
四国4県の大学には獣医学部が一つも無く、獣医師の偏在が問題になっています。地元の岡山理科大学が力を入れており、「これは何としても実現して欲しい」と山口俊一与党筆頭理事(徳島県選出)とともに、石破大臣に強くお願いしました。 

石破大臣もかつて鳥取県に誘致を試みた経験があるそうで、前向きな答弁を引き出すことができました。

出典:高井たかしホームページ「たたかい日記」

当時の地方創生担当大臣だった石破茂氏に「国家戦略特区」についての質問をしていることが分かる。

こういう所から見ても、首相云々に関係なく、大学誘致は地元の悲願であったことは明白なのだ。

そして、現在「内閣総辞職に値する!」などと、大見得を切って追求しようとしている民進党(旧民主)の、お仲間議員も、積極的に関与していることは紛れもない事実なのである。

最後に、この一枚の写真を・・・

どちらかと言えば、民進党の議員の方が積極的に動いていた?と見る方が自然のような気がする。

とにかく「既得権益に風穴を開ける」

これが規制改革の一環である「特区」の役割なわけで、先日、朝日新聞や民進党が示した文書というのは、そもそも腰の重い文科省を早く動かすために、内閣府の官僚が「トップダウンだ!」と、発破をかけているだけなのだろう。(仮に改ざんのない本物だとすれば)

今後、現地調査など、マスコミを連れてパフォーマンスをするという民進党。

身内が熱心に関わっていた案件だという事実にはダンマリ?本当にそれでいいのだろうか・・・

今度はブーメランどころではなく、打ち上げた花火が開かずに、そのまま自分たちの頭の上に落っこちてくるぞ~

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

【スポンサードリンク】

関連記事

コメント

    • 日本進展!
    • 2017年 5月 25日

    この記事者のご指摘、言う通りでしょう。総理を筆頭に政府、政治家は国の安全、経済発展、活性化の為に諸々の政策を処方している訳です。

    特区政策もその一つ。そして加計の件は、今まで数十年進んでいなかった懸案を安倍総理は進めた訳で、国民からすれば「出来る総理、やれる総理」であり、「よく仕事を進めている!」と褒める事こそすれ、仕事が出来ない、やれない総理ではない。

    しかし、反日、在日に支配されているNHKを含め、大手テレビ局、雑誌などは「総理は仕事をするな!、経済発展、国力発展、教育発展の仕事するな!」と、非難の嵐である。異常である。

    まことに日本のマスメディアは産経などの一部を除いて、世界常識からかけ離れた、あまりにも腐った非常識な存在としか云えないだろう。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

【スポンサーリンク】

  1. 2017-11-14

    サッカー韓国代表への差別的行為!謝罪も怒り収まらず?騒ぎすぎてブーメランも

    今月10日、サッカーの韓国代表とコロンビア代表が国際親善試合を行った。 試合は韓国のFWソン・フン…

注目記事

  1. 出典:朝日新聞社 先月、衆議院解散となり、野党のドタバタ再編劇が繰り広げられているが、そのキッカケ…
  2. 出典:産経新聞 今年の夏も横浜では『ピカチュウ大量発生チュウ』という、みなとみらい地区を中心に、街…
  3. 出典:鹿島アントラーズオフィシャル 今年、ACLの予選をグループ1位で突破した鹿島アントラーズ。ベ…
  4. 自民党の若狭勝衆院議員(東京10区)が29日、自身の進退伺を党(下村博文幹事長代行)に提出した。 …
  5. 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部(岡山理科大獣医学部)新設をめぐり、森友学園の問題で散々取り上…

おすすめ記事

  1. 2017-5-18

    【加計学園】これが行政の仕事?「公文書か怪文書か」違和感だらけの中身とは

    岡山市にある、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部を、愛媛県の今治市に新設する計画について、安倍首…
  2. 2017-4-19

    【韓国】北朝鮮情勢に危機感なし?有事を警戒する日本に「煽るな!」と文句

    現在、北朝鮮の核実験や長距離弾道ミサイルの発射試験に対する、アメリカの現政権(トランプ大統領)の強硬…
  3. 2017-5-8

    【差別】京都で韓国人俳優がヘイト被害?勝手に配信されたラーメン店は大迷惑!

    韓国人俳優のユ・ミンソンなる人物が、京都市内を歩きながらネットの生配信をしていたところ、差別的な暴言…
  4. 2017-4-23

    【中川俊直】自民離党でも他人に厳しい〖民進党〗蓮舫代表「幕引き許さん!」

    不倫や重婚疑惑を報じられた『中川俊直』前経済産業政務官は、自民党に離党届を提出し、受理された。彼のや…
  5. 2017-5-12

    手を触ったら痴漢?疑われた男性がビルから転落死の真相は?線路内逃走も続発!

    最近、電車内での痴漢を疑われ、駅のホームから線路に侵入し逃走するという、類似の事例が相次いでいる。そ…
ページ上部へ戻る